2016年4月22日金曜日

Google Earth の山間部の精度が上がって便利に

たまーーーに写真以外の投稿もしたくなります。

立山高原道路(アルペンルート)もこの通り。
山小屋まで繊細に見えます。
遂にここまで来たかというレベルの待ちに待った3D地図!ずっと見ていられます。
時々このブログはごく一部の人にしか伝わらない偏った内容となることがございます。
大きな構造物は3Dデータ化されていて、斜め視点でも潰れない。
黒部ダムもしっかり建っています。

黒部峡谷
これは面白い。日本一深い谷。まさにV字峡谷。
黒部川源流
2900m付近の山が目線の高さにある場所にある平地は、称名峡谷と並んで日本最後の秘境と言われる「雲ノ平」です。
一度でいいから行ってみたい。最初の一滴でコーヒー淹れる。

裏劔の氷河
北アルプスの北側の北斜面だから残ったのかな。
立山
黄緑色は崩壊前の山の予想(標高約4000mらしい)
その崩壊地が立山カルデラ(山脈と独立峰のミックスでしょうか)
弥陀ヶ原や五色ヶ原などは裾野の跡らしいです。現在の立山側はマグマが横から吹き出した部分なのかな。富士山で言うと宝永山かな。みくりが池が火口の跡。
じゃあ立山カルデラ側の火口の跡はというと、どう見ても火口な池がぽつぽつとあります。中心には立山温泉。面白い。
降水量が多いし地震もあり、その度に崩壊を繰り返して富山平野を形成していったそうです。最後の大きな崩壊は1858年4月9日(安政5年2月26日)、越中・飛騨国境(現在の富山・岐阜県境)の跡津川断層を震源とする飛越地震による大鳶山と小鳶山の山体崩壊だそうで、明治から立山カルデラの砂防工事が開始されるきっかけにもなりました(有史以来日本最大規模の崩壊)。
跡津川断層が動くと、M7を超える地震で山が崩れて川をせき止めて自然ダムをつくりそれが崩壊して富山平野を土石流が襲うということですね。砂防工事で防がれることを祈っています。現在の土砂は2億立法メートルで、これが全て流出した場合は富山平野を平均2mで覆い尽くす量だそうです。黒部ダムの総貯水量と同じです。

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