2012年4月18日水曜日

松川べりの桜並木

日付:2012年4月18日(水) 場所:富山県富山市

今日は生まれて初めて舟橋村へ行きました。通過したことはありましたが、実際に行ったのは初めて。
どこも桜が綺麗でした。呉羽山や神通川、常願寺川も淡いピンクの美しい風景でした。

松川は元々は神通川の本流でした。明治時代に治水事業として、直線的に分流した川をつくったことで本流の水量が減り、しまいには次の洪水で直線ルートが完全な本流に変わってしまいました。その後、川のカーブの外側の深い部分を残して埋め立てられ、現在の松川やいたち川の部分を残して全て都市開発に利用されました。
県庁や電気ビルはその当時に建てられたもので、空襲で燃え残ったことで現在も当時の建物で、ほぼ変わらぬ姿をしています。
川を埋め立てるための土砂は、同時進行していた富岩運河(富山駅北~岩瀬港)の掘削時に出た土砂が利用されました。川を直線化するときの土砂は恐らく堤防などに利用されたのでしょう。
富山城の防衛の役割をしていた川は、現在は市民の憩いの場となっています。

ちなみに、↓の写真を撮影した場所は、江戸時代頃に舟橋が架かっていた場所だそうです。
川の岸から岸まで船を並べ、ロープで流れないように縛り、その上を人が通ることで橋として利用しました。敵が攻めてくると舟ごと流して渡れなくします。

県庁裏
 城址公園横
観光遊覧船

平日でも結構人乗ってる
 市役所前
遊覧船
富山城(公園再開発整備中)

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