2017年3月15日水曜日

北陸新幹線の全ルートが決定

出典:Wikipedia 北陸新幹線

1965年(昭和40年)の北陸新幹線構想から52年、1973年(昭和48年)の整備計画決定から44年、遂にルートが決まりました。

年表(バグで文字の大きさが不規則ですがご了承下さい)
1855年(安政02年):田中久重と重臣や藩校の者の手によって全長約27cmほどのアルコール燃料模型機関車を完成
1858年(安政05年):762mm軌間のイギリス製蒸気機関車が長崎へ持ち込まれデモ走行
1869年(明治02年):北海道茅沼炭鉱にて、牛馬式炭鉱軌道(茅沼炭鉱軌道)運行開始
1869年(明治02年):東京-横浜間29kmの鉄道敷設決定
1872年(明治05年)06月12日(旧暦5月7日):品川駅-横浜駅(現在の桜木町駅)間 仮開業  
1913年(大正02年)04月01日:北陸本線 青海駅-糸魚川駅間が開業し米原駅 - 直江津駅間が全通(信越本線 碓氷峠経由で東京と接続)
1939年(昭和14年):「弾丸列車計画」発案(東京-大阪間:4時間、東京-下関間:9時間)
1940年(昭和15年)09月:全区間着工(後に太平洋戦争で中止)
1959年(昭和34年)04月20日:東海道新幹線鉄道 着工
1962年(昭和37年)06月:神奈川県綾瀬付近-小田原付近のモデル線を先行整備し試験開始
1964年(昭和39年)10月01日:東海道新幹線 開業
1965年(昭和40年)09月26日:北陸新幹線構想発表
1973年(昭和48年)11月13日:整備新幹線5線の整備計画決定
1982年(昭和57年)06月23日:東北新幹線 大宮-盛岡間 開業
1982年(昭和57年)11月15日:上越新幹線 大宮-新潟間 開業
1991年(平成03年)06月20日:東北新幹線 東京-大宮間 開業
1997年(平成09年)03月22日:北越急行ほくほく線の開業により、上越新幹線に接続する特急「はくたか」運転開始し、北陸の歴史上初めて魚津-東京間が2時間台で結ばれる。
1997年(平成09年)10月01日:北陸新幹線(仮称:長野新幹線) 高崎駅-長野駅間 開業 
1998年(平成10年)03月28日:長野-上越妙高間の建設工事(フル規格) 着工
2001年(平成13年)05月27日:上越妙高-富山間の建設工事(フル規格) 着工
2002年(平成14年)03月23日:特急「はくたか」のダイヤ改正により、ほくほく線内の最高速度が160km/hへ引き上げ
2005年(平成17年)06月04日:富山-白山総合車両基地間,福井駅の建設工事(フル規格) 着工
2015年(平成27年)03月14日:北陸新幹線 長野駅-金沢駅間 開業
2017年(平成29年)03月15日:北陸新幹線全ルート決定
2023年(◯◯05年)03月:金沢-敦賀間 開業予定
2027年:リニア中央新幹線 品川-名古屋間開業予定
2031年(◯◯13年):敦賀-新大阪間 着工予定
2037年:リニア中央新幹線 名古屋-新大阪間 開業予定
2046年(◯◯28年):北陸新幹線全線開通予定
 ※◯◯:新元号 参照:Wikipedia

全ルート(全:28駅,北陸新幹線区間:23駅)
東京駅(東北新幹線 乗り入れ)
上野駅(東北新幹線 乗り入れ)
大宮駅(東北新幹線 乗り入れ)
熊谷駅(上越新幹線 乗り入れ)
本庄早稲田駅(上越新幹線 乗り入れ)
高崎駅(上越新幹線 乗り入れ)
安中榛名駅
軽井沢駅
佐久平駅
上田駅
長野駅
飯山駅
上越妙高駅
糸魚川駅
黒部宇奈月温泉駅
富山駅
新高岡駅
金沢駅
小松駅
加賀温泉駅
あわら温泉駅
福井駅
南越駅(仮称)
敦賀駅
若狭小浜駅(仮称)
京都駅
松井山手駅(仮称)
新大阪駅

東京-新大阪間の所要時間(一部推定)
リニア中央新幹線経由:約1時間7分(品川発着)
リニア中央新幹線-東海道新幹線経由(品川発着,名古屋乗り換え):約1時間40分
東海道新幹線経由:約2時間22分
北陸新幹線経由:約3時間48分

富山-新大阪間は1時間40分となる予定。ルート的には素直だけど、都市部の高架や大深度地下トンネル内で速度の維持ができるかは謎で、ダイヤの関係とかも考えたら2時間以上掛かる可能性もある。
富山-東京間は新潟や長野で地形的に蛇行する上に都市部を走ることで騒音問題から減速を余儀なくされており、直線距離が大阪よりも近いにも関わらず2時間8分となっている。
富山-名古屋間は直線距離は東京や大阪に比べて100km程以上近いけれど、高山線経由では蛇行した単線をディーゼルで進むため4時間弱、米原経由の特急しらさぎでも3時間程掛かる。


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