2013年12月30日月曜日

冬方の蜃気楼 富山方面(魚津より)

Date:2013年12月30日(月)   Loc:富山県魚津市
Cam:Canon PSSX280HS

秋冬型(上に冷たい空気、下に暖かい空気)
実際の風景の下に線対称の風景が写るため、空ごと写ると対岸の街が浮いたようにみえる。そして空の割合が増えると、建物がある場所でも消えたかのように風景が消滅する。浮島現象といいます。こんな感じの曇った変な天気の日に多い気がする。

春夏型(上に温かい空気、下に冷たい空気)
実際の風景の上に線対称の風景が写るため、
平らな地面や海面ごと写ると対岸の街が平ら(全ての建物の高さが同じ)になって見える。そして伸び縮みする。晴れてぼんやりした日に多い気がする。
春夏型も秋冬型もみえる珍しい場所です。
望遠鏡で見るとゆらゆらしならが蜃気楼が変形していくのが見えますが、肉眼ではよっぽどじっと見ていない限り殆ど止まって見えます。風が吹くと一気に消えることはあります。
アルペンスタジアムが浮いている。


左の方は奥よりも手前の風景なので蜃気楼になっていません。奥へ行く程無断階的に蜃気楼としてわかりやすくなっていきます。距離を置いたほうが対岸の風景からの光の屈折がわかりやすくなるようです。
ちなみに、堤防に上って観るのと海岸線ぎりぎりの高さでしゃがんで観るのでも見え方が変わります。
高くなるほどみえなくなるので、高いビルからでは蜃気楼は見えません。

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