Location: 石川県輪島市
Camera:Google Pixel3 XL
多くの場合、海塩の製造は干満の差を利用して行います。これを入浜式といいます。しかし日本海は干満の差が小さいので人が海水を浜に上げて塩田に撒いて生成します。これを揚浜式といいます。土俵のような土を固めた場所の上に砂を敷き、その砂にまんべんなく海水を撒いては乾燥させてを繰り返します。砂の表面に塩の結晶が付いたら砂ごと一箇所に集めます。そこで更に海水をかけて砂を濾し取って、砂に付着していた塩分が掛けた海水に溶け出して流れ出ます。更に次の砂にはその塩が溶けた水を流し、そうやってどんどん濃縮していき、3%の海水が14~15%程度まで濃縮されます。
最終的に残った汁はにがりなど海のミネラルです。これは濾し取って利用するなり捨てるなりします。
最後に塩を乾燥させたり焼いて焼き塩にして、パックに詰めて完成です。
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