2016年6月10日金曜日

カムイトノト

Date:2016年06月10日(金)   Loc:自宅
Cam:COLYMPUS SH-25MR
北海道小樽市でつくられたアイヌの酒です。
アイヌ民族伝統の濁り酒「トノト」を2015年に復活させたそうです。恐らく北海道以外で持っている人はまだ少ないのでは。2015年度は120本、2016年度は3000本しか製造されません。

ヒエと米糀を同じ分量使うそうです
やや甘口で酸味もあり
アルコール度数:10度
田中酒造

トノトの語源(Wikipedia)
トノトというアイヌ語を直訳すれば、tono(殿)to(乳汁)となる。トノは日本語からの移入語であり、文字通りの松前藩などの殿様を始め、蝦夷地における有力な和人などを意味した。トノトとはそれらの人物より下賜された、乳汁のように白濁した飲み物、といった意味であると推測される。

日本酒・どぶろく、焼酎・泡盛や、ビール、ワイン、ウィスキーなど日本には様々な酒がありますが、この酒は初めてです。
本州側も蝦夷地も古来より唾液で発酵させる似たような酒造りがあったでしょうから、その酒造りが蝦夷地側だけ受け継がれ、和人側は醸造法が成熟し、一度交流が薄れてたあと再び和人から伝わった酒造りがアイヌに混ざったのかもしれませんね。糀も和人から伝来したそうです。

トノトケラアンアクスアノカイオトゥペカレ

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