Date:2021年01月17日(日) Location: 自宅
Camera:Google Pixel3 XL
こちらは柿右衛門の弟子(会社形式で分業)がつくったものです。天草陶石を使用しており、不純物が少なく綺麗な白になりやすいのとが特徴です。しかし白自体が若干青みがかった冷たい景色になりがちです。
一方で、酒井田柿右衛門本人が形成から絵付けまで全てつくったものは、これよりも暖かい白が出る泉山磁石場の泉山陶石を使用しています。そちらの土では絵が映えますが銘を入れると滲みやすいそうで、あえて物自体は無名で、箱に銘を入れるそうです。しかしそちらの土は鉄などの不純物が比較的多く、焼き上げた後に黒い点になって残ったりするそうです。しかしそれも本物であることの証です。景色の風合いとして楽しめるそうです。
一度途絶えた陶石の調合方法を復活させて現代に生きているそうです。
対称性への美に飽きた日本人は、左右非対称への美に目覚め、多くの文化が生まれました。